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玄関ポーチと腰掛け台の施工風景

今回は玄関ポーチと腰掛け台を施工しました。

作業の流れ

まず、図面の寸法より大きめに掘って整地します。
掘ってブロックを組み積みする箇所をブロックで叩いて締め固めます。
次にモルタルを厚目に均し、ブロックを並べていきます。
後から継ぎ目に隙が無いようにアンカーの穴をあけて、アンカーを打ちます。
まずは穴だけあけておきます。
後からあけると、ハンマードリルで穴をあけるとき穴があけにくいのとのと、振動でブロックが動くからです。

コンクリートの天端と玄関ドアの下端までの高さを計算して、2等分して段の高さを決めます。
今回は24センチだったので一段の高さは半分の12センチです。
モルタルの塗りしろ2センチを控えた高さまでブロックを積んでいきます。

ブロックの天端に鉄筋をコの字に加工して埋め込みます。
後はモルタルで固定します。
段の形にブロックを積んだら、ある程度時間をおいてブロックの中を埋め戻していきます。
ある程度埋めたら足で踏んだりブロックで叩いて締め固めます。
8センチぐらいモルタルを塗るのですが、先にあけておいた穴にアンカーを施工してから天端にメッシュを並べます。
それからモルタルを均していきます。
天端をホウキで掃いて荒らしていきます。
側面も下擦りして1日目終了。

今回は4日乾かして仕上げ塗りを行ないました。
2日目は定木で測りながら段を角に定木を張って型を出していき、寸法どおりに塗りつけていきます。
段鼻は滑らないようにノースリップ鏝をついて、タイル風に施工します。
定木を打ち替えるのがなかなか熟練度がいります。
打ち替えるのが早いと角が垂れたりモルタルが定木に引っ付いてとれたりします。
出角の面は丸で15ミリ(5分)にしました。
段の入隅も丸にしてゴミが溜まりにくくなるように施工しました。
後は乾き加減を見ながら手際良く押さえて仕上げていきます。

腰掛け台も全て同様の手順で仕上げました。
腰掛けの方はノースリップ鏝は使いませんでした。
バッチリ男前に仕上がりました。

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